2022-02-21
相続によって、不便な立地にある不動産を受け継ぐことがあるでしょう。
もしかしたら、その不動産は「負動産」と呼ばれるものかもしれません。
そこで今回は、仙台市や仙台市近郊にある不動産を所有されている方や、相続するご予定のある方に向けて、負動産とはなにかについてご説明します。
「富動産」にするためのポイントや解決方法も併せてご説明しますので、ぜひご参考になさってください。
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そもそも「負動産」とは、どのようなものなのでしょうか。
負動産とは、住む予定や使い道がないのに売れず、納税義務や管理責任が発生し続ける不動産のことです。
所有するメリットがなく、負担が大きい不動産は「負動産」に該当します。
不動産は、所有しているだけでお金や手間がかかります。
固定資産税の支払いが毎年発生するうえ、管理も必要です。
とくに、空き家がある場合は、しっかりと管理しなくてはなりません。
空き家は適切に管理しないと、老朽化が進んでしまうからです。
ただ、定期的に管理しようとしても、時間が取れなくて通うことが難しい場合があるでしょう。
その際は、管理会社に委託することになり、費用がかかってしまいます。
もし、手間や費用がかかるからといって管理を怠ると、倒壊や放火などの犯罪が発生するリスクが高まるので注意しましょう。
空き家が原因による事故で相手に損害を与えると、所有者の責任が追及されてしまいます。
このように、不動産を所有していると、さまざまな費用や手間が発生します。
それらを重荷に感じる場合、その不動産は「負動産」であると考えられるでしょう。
負動産の具体的な例には、以下のようなものがあります。
これらの負動産は、相続によって所有することになるケースが多くあります。
相続では、プラスの財産だけではなく、借金などのマイナスの財産も受け継ぐことになるのです。
不動産はプラスの財産のように感じるかもしれませんが、所有者の重荷となる場合は、マイナスの財産(=負動産)に該当することになるでしょう。
ですから、不動産を相続するときは、資産価値をしっかりと見極めることが大切です。
安易に相続すると、負動産を手にすることになってしまうかもしれません。
もし不動産の資産価値がわからない場合は、不動産会社による査定を受けると、査定額を出してもらえます。
弊社では、査定のご依頼を随時承っておりますので、ぜひお気軽にご用命ください。
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負動産を所有していても、負担は増える一方です。
そのため、早めに不動産売却したほうが良いと考えられます。
ただ、負動産は資産価値が低いので、不動産売却が難しいかもしれません。
そこでおすすめの方法が、負動産の資産価値を上げて「富動産」にすることです。
富動産にすることができれば、不動産売却が成功する可能性が高まるでしょう。
負動産を富動産にする3つの方法をご説明します。
近年はコロナウイルスの影響により、不動産の資産価値が変わりつつあります。
今までは通勤に便利な交通アクセスの良さが重視されていましたが、最近はリモートワークが増えたため、自然が豊かで環境が良い物件の人気が高まっています。
つまり、これまで「立地が良くないから資産価値が低い」と思っていた負動産が、富動産に変わっている可能性があるのです。
ですから一度、所有している不動産を現在の資産価値と照らし合わせてみましょう。
また、不動産売却においても、購入希望者のニーズによっては富動産として売れるかもしれません。
不動産売却の際は、需要の動向をしっかりと見極めながら進めると良いでしょう。
土地に残されている古い空き家が原因で買い手が見つからず、結果として負動産になっていることがあるでしょう。
その場合は、空き家を解体して更地にすると、富動産に変わる可能性があります。
建物のある土地には固定資産税の優遇措置が適用されるため、更地にすると固定資産税の負担は増えるでしょう。
ただ、空き家を放置していると不動産売却が難しいだけではなく、倒壊などのリスクも生じてしまいます。
ですから、適切な管理ができない場合は、早めに解体を検討することがおすすめです。
不動産をなるべく負動産にしないことも、重要なポイントです。
そのためには、相続が発生する前に、不動産をどうするかについて両親と話し合っておくと良いでしょう。
場合によっては、価値が下がる前に不動産売却を考えることが、負動産にしないための有効な手段です。
また、不動産の権利関係が複雑化して不動産売却ができず、負動産になることも考えられます。
たとえば、父親から相続した不動産を売却しようとしたときに、所有者が祖父のままであることに気付いたとしましょう。
不動産売却は所有者しかできないので、この場合は売却前に「祖父から父親への相続登記をして、そのあと父親から自分への相続登記をする」ことが必要です。
けれども、祖父の相続人と連絡が取れない場合、相続登記ができない事態になるかもしれません。
すると、不動産売却したくてもできず、負動産になってしまうのです。
ですから、相続する予定の不動産の所有者が誰になっているかを事前に確認して、必要に応じて登記の手続きを済ませておきましょう。
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売却が難しいと思われる負動産でも、解決方法を知っていると、売却を達成できる可能性が高まります。
そこで、不動産売却の成功につながる3つの解決方法をご説明します。
最近は、自然の多い環境に魅力を感じて、田舎暮らしを希望する方が増えています。
また、コロナウイルスの影響でリモートワークが普及したため、会社から離れた場所に暮らすことが選択できるようになりました。
もし、所有している物件がそのようなニーズに対応できそうな場合は、アピールしてみると良いでしょう。
地方にある物件は、需要が少ないため売れないことが多いかもしれません。
そのような地域は、高齢者の増加に対し、介護施設が不足していることが考えられます。
ですから、介護施設として活用するという観点からニーズを探してみることも、有効な解決方法の一つです。
負動産は、時間が経つとますます売れなくなる可能性があります。
ですから、できるだけ早く売却を検討することが、効果的な解決方法だといえるでしょう。
「子どものとき過ごした思い出の詰まった家」などのように、思い入れがある不動産は、売却を決断しづらいかもしれません。
けれども、そのまま所有していると、将来はご自分の子どもに負動産を相続させてしまうかもしれないのです。
そのような事態を避けるためにも、活用していない不動産は、早めに売却を検討しましょう。
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負動産を所有していると、さまざまな負担がかかってしまいます。
これ以上負担を増やさないためには、なるべく早めに売却を検討することがおすすめです。
仙台不動産センターでは、仙台市や仙台市近郊で不動産の売却をサポートしております。
「所有している不動産の価値を知るために査定を受けたい」などのご要望にも応じておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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1・・・まずはお問い合わせから、不動産売却査定
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2・・・査定結果確認、媒介契約
3・・・不動産売却活動スタート
お家の中に不用品などございましたら不用品回収を割安で行います。
4・・・購入のお申し込み
売主様と購入希望者様の日程を調整して不動産売買契約日を決定します。
5・・・不動産売買契約締結
双方が記名押印し、買主様より手付金を受領して売買契約を結びます。
6・・・決済、お引き渡し
残金を買主様より受領し不動産移転登記を行い、お引き渡しとなります。
不動産の売却となれば、色々と手続きなど大変だと想像する方が大勢いらっしゃいますが、実際にはそれほど難しいことはありません。
様々な契約条件や引き渡し条件のすり合わせなどは不動産業者が行います。
また、売却するお家や売却する土地に関わる書類も、ほとんどが不動産業者が取得してくれます。
お客様が不動産売却の意思をお伝えして媒介契約書に記名押印し、不動産売却査定書を参考にして不動産売却価格を決めて頂ければ売却活動をスタートする事が可能なのです。
不動産売却を考えた時、先々の事を考えて面倒になっていませんか?
そんな時はまずはお気軽に不動産売却査定をご依頼ください。
不動産を今売ればいくらになるのか?それが分かれば今後の計画も立てやすくなるはずです。
また、わからない事は査定時に不動産会社の担当者に全て聞けばいいのです。
不動産売却を人生で何度も行う人はほとんどいません。
大多数の方が不動産売却の初心者なのです。
仙台不動産センターではお客様のお悩みやご不安にとことん向き合います。
しつこい営業も致しませんのでご安心ください。
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